世界の各都市で開催されるファションウィークをフォローしている人ならば、ファッションの都としての「東京」のポジションはご存じかと思います。2021年SSコレクションの東京ファション・ウィークは、大胆なプロポーション、質感豊かな生地、ドラマチックなデザインなどがよく見られました。そして今回もまた「マスク」が、同ファッションウィークでのひとつのテーマとなっています。自己表現・カルチャー・コミュニティに重点を置くことがトレンドであるようですね!

今回の記事では、新たなファッションアイデアを探している方のために、今季トレンドをいくつかご紹介します。2021年最旬ファッショントレンドを早速取り入れて、装いを今っぽく刷新し、誰よりもステキにコーディネートを組んでみましょう!

 

  1. シルバー&メタリック

このファッショントレンドが高まりを見せており、これは1980年代以来の再到来となります。シルバーカラーは、意外と様々なアイテムで取り入れることもできますし、コーデを格上に見せることもできますよ◎。ただし、やり過ぎには注意です。

シルバーなどのメタリックカラーに挑戦するのが初めてならば、メイクから取り入れることから始めてみるのもありです。メタリックなチークやシルバーのアイカラーなどがおすすめ。その後に、メタリックシューズやきらめくクラッチバッグといった小物にアップグレードしていくといいでしょう。

 

  1. 大胆かつ快適なコーディガン

コーディガンとは、コートとカーディガンの中間のようなもので、太い糸で編まれているためセーターより厚みがありますが、アウターより軽やかです。このスタイルは、従来は学校の図書館員やおばあちゃんのためのものでしたが、今ではかつてないほどクールなものになっていて、今季一番人気のトレンドとなりそうです。

今季によく選ばれているのは、暖かいフルレングスのもので、これはとびきりスタイリッシュです。様々な色を引き立てる効果を生み出すために、明るい色や柄が入ったシャツやワンピースと重ね着するコーディネートが多いようです。コーディガンは快適で暖かいだけでなく、多用途にスタイリングできるのでおすすめですよ!

 

  1. ポップ&ブロックカラー

2021年は、とびっきり明るい「レインボーカラー」で周りと差をつけるコーディネートを完成させましょう!さらに、明るいカラーを幾何学的なグリーンとミックスすることで、大胆な装いが作れます。

皆さんは「カラーホイール(色相環)」はご存じですか?ファッションにおいては、これがカラーブロックコーデを成功させる鍵となっています。カラーホイールの仕組みとしては、近くにある色は有機的移り変わりに基づいて配置されているため、カラーブロックグループを作るのに最適なのです。

例えば、まぶしい鮮やかなカラーをうまくまとめたいなら、形はベーシックにしましょう。カラーホイールのちょうど反対側にある色同士を使い、定番のシフトドレスやパンツ、ペンシルスカートと組み合わせるとうまくまとまります◎。強烈なコントラストは避け、同じくらいの濃度のカラーを合わせるのがおすすめです。というのも、各要素が同程度の強さになっていないと、完成した装いがバランス悪く見えてしまうかもしれないからです。

原色は原色と合わせ、中間色は中間色と組み合わせるべきです。例えば、ピンクはオレンジと組み合わせるとステキに見えますが、ペールグリーンとの組み合わせではあまり魅力的には見えませんよね。カラーコーディネートを組む際は、カラーホイールの仕組みをぜひ参考にしてみてくださいね!